庄太夫は黒と白を越えて隠密になりました

赤崎いくや

2011年11月03日 16:04



イラストは家系図用に描いた庄太夫と、それらを描いた紙に余白があったから描いた泰広さん。

さて本題。庄太夫の正体については大体二説あって……

ひとつは秋田藩からの回し者でシャクシャインの娘リカセに通じ、
アイヌを使って松前藩の独占交易崩壊をもくろんだ、黒庄太夫説(赤崎ネーミング)。

もひとつは越後出身のただの金堀、あるいは鷹待という、白庄太夫説(赤崎ネーミング)。
戦譚~の中ではコレでした。アイヌとの生活の中でいろんなことを身につけ、考え、悩み、
オニビシの死後、ひょっこり現れた秋田藩の人間に協力を求められて~という話を考えてた。

赤崎も現時点(2011年11月3日)で庄太夫の処刑に直接関わったはずの松前泰広の記録や、
シャクシャインと何度か顔を合わせている佐藤権左衛門の、子息による伝聞記録を
読んだことがないので確信の度合いは薄いのですが、黒庄太夫説が現実味あり。

そして私とツイッターのフォロワさんとの間で庄太夫に新説が持ち上がりました。

その名も隠密庄太夫説(赤崎ネーミング)。

ぶっちゃけネタです。

でも隠密だったとすると、色々説明できちゃう不思議。こじつけともいう(笑)
黒庄太夫にまつわる記録その他からの推測に、妄想が加わってそうなりました。
そのへんのツイートをまとめたらまた書こう。


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